今回の目的もコブを滑ることが少しでも上手になること。1日目は自分でじっくりと練習。2日目はスクールが開催する「コブキャンプ」に参加。
「コブキャンプ」では、改めて基本の大切さを認識することになった。
く、熊!!? |
2週間前にホワイトピアたかすに行った時に、センターハウス1Fのサービスカウンターで「2014年度コブキャンプ開催」と書かれたチラシを見つけた。前からコブについてはその攻略方法の基本について学びたいと思っていたので、これは是非参加したい。
よく見るとシーズン中4回(1/13, 1/26, 2/22, 3/8)しか開催していないので、チャンスを逃したらイカン!と意気込んで、1月26日に開催されるキャンプに申し込んだ。
タイミングよく見つけて良かった^^ |
コブキャンプ
参加者は僕も含めて3名。他の2名も僕と同じようなレベルの人だったのが良かった。みんな僕よりずっと上手かったら、場違いな気分でいっぱいになって楽しくないもんね。
今回のレッスンで講師を勤めてくださったのは、2年前にホワイトピアたかすで中級者向けのスクールを受講した時と同じ人だった。スクールの校長もされているようだ。
コブキャンプは、ざくっと次のような構成。
- 午前(2時間)
- 整地で小回りの練習(20%)
- 自然コブでコブに慣れる練習(80%)
- 午後(2時間)
- 整地で小回りの練習(20%)
- 自然コブでコブ攻略の練習(60%)
- 撮影動画を見て復習(60%)
まずはショートターンがどの程度滑れるのか3名のスキルを確認。このチェックでこの日一日の方針が決まるんだと思う。
学んだ事は沢山あるけど、次の2点が特に重要だと感じた。
- ポジション
- フェイスコントロール
ポジションについては、ブーツの上にきちんと乗るということがとても重要。ブーツの上から重心がずれてしまうと、変化の激しいコブ斜面は対応できない。ポジションの重要性はどこの斜面を滑るにも言われることだけど、コブ斜面では特にシビアに正しいポジションが要求される。
このキャンプに参加してみて、初めてフェイスコントロールの重要性を認識した。コブの裏で横に向いたスキー板を素早く斜面の下方向に方向転換させるには、フェイスコントロールがちゃんとできていることが必要だ。フェイスコントロールできていないと、スキーのエッジが引っかかって素早く板を動かすことができないのだ。
(ちなみにフェイスコントロールは、顔の向きを進行方向に向ける、という意味ではありません。以前、僕はそういう事だと思ってたけど…)
正しいポジションを作ること、フェイスコントロールをうまくやること、これらを実現するには、いずれも横滑りの練習がとても重要なんじゃないだろうか。重要どころか、横滑りはコブを滑ることができる大前提なんじゃないだろうか。
横滑りでは、正しいポジションに乗れていないと板が前や後ろに滑ってしまうので、正しいポジションに乗れていないことがすぐにわかる。また、フェイスコントロールがうまくやれないと、そもそも横滑りは全くできない。
ダンシングコースの自然コブ |
スキー素人ならではの大発見は、フェイスコントロールに「膝の動き」がとても重要だということ。おそらくは膝だけでなく、股関節や腰の動きも重要なんじゃなかろうか。もう少し体全体をうまく使うことを考えながら、フェイスコントロールに取り組みたい。
幅2メートルくらいの範囲で収まるように「横滑り&ターン」ができれば、コブに入っても滑りをコントロールできる可能性が高まると思う。「横滑り&ターン」の練習は地道に続けたい。
その他、色々と教えていただいたことや感じたことを箇条書きに。
- 【ポイント】コブのターンでは外足・内足の荷重は1:1
- 【ポイント】両足を揃えて滑ることはコブを滑るための大前提
- 【ポイント】体が常に斜面の下方向に向くようにするため、ストックの付く位置を体の後ろにすることを意識する
- 【練習】整地で、コブをイメージして膝の曲げ伸ばしも練習。ブレーキングして体を沈めてターン、そして徐々に体を持ち上げる。
- 【練習】整地で、ストックを短くもって膝を抱え込んだ状態でターンする
- 【その他】コブの練習の時、ザックは背負わないこと。ザックの僅かな重みでも、後ろに重心がずれやすくなる。
10メートルキッカー
1日目は、自然コブに入ってちまちまと練習しつつ、キッカーも楽しんだ。
今回のキッカーは6mと10mの2連。
一番最初、びびりながらなんとか6mキッカーを飛んだ後、更にびびってスピードを落として10mに突っ込んだ。すると、ジャンプ自体はバランス崩すことなくできたけど、着地がまだキッカーの上の平らなところになってしまい、その時の体に伝わる衝撃のデカさに更にびびってしまうことになった。
下半身全体にものすごい衝撃が走ると同時に、上の奥歯と下の奥歯ががちんと音を立ててぶつかるような感覚があった。
中途半端にビビルとこんな恐ろしいことになるんだな。じゃ、次はビビってもスピードを落とさないぞっ。
キッカーおもろい!右が6mキッカー。 |
ということで2回目以降、6mキッカーをうまく飛んだらびびってもスピードは落とさず10mキッカーに突っ込むことで、とても楽しく飛ぶことができた。ヘリコプターとかできたらいいけど、それにはちょっと練習が必要。
でも、まっすぐ手を広げて飛ぶだけでも相当楽しい。
この日もそこそこ賑わっていた |
今回のコブキャンプに参加したことで、今後のコブを滑るための練習が一層楽しみになった。早く次のスキーに行きたい。
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