2018年8月7日火曜日

高山病に悩まされた赤岳 2018年8月

2018年8月5, 6日(日、月)に、八ヶ岳の赤岳に登ってきた。

本当は、赤岳に続けて横岳、硫黄岳を歩きたかったけど、しんどくなってしまい横岳、硫黄岳は断念(号泣)。でも、素晴らしい天気に恵まれて、赤岳の荒々しくも素晴らしい姿を拝むことができた。

1日目(2018-08-05 SUN)

06:30 美濃戸口 - 07:15 赤岳山荘 - 09:10 行者小屋 - 10:50 阿弥陀岳 - 11:45 中岳 - 12:30 赤岳 - 13:30 赤岳展望荘

2日目(2018-08-06 MON)

05:30 赤岳展望荘 - 09:00 美濃戸口

阿弥陀岳から見える中岳越しの赤岳

青い道の八ヶ岳


八ヶ岳に来るたびにいつも思うことは、標高が高くなる前の道が草木や苔の青々として幻想的であること。

写真ではうまく伝わらない...(汗)

特に岩や枯れ木を覆う苔が作り出す青い世界は、静かで柔らかでなんとも言えない雰囲気がある。



北八ヶ岳の方にはもっともっと苔むした世界があると聞いているので、いつか歩いてみたい。

赤岳展望荘


日曜日の夜の宿泊だったからか、ゆったりと過ごすことができた。

寝るスペースは、寝具(寝袋?のようなもの)がみっちり敷き詰められていたので、満員のときには隣の人とくっつきながら寝ることになるんだろうな、と想像して震えたりした^^

赤岳から赤岳展望荘に向かう道から

夕食・朝食ともにビュッフェ形式で、好きなものを好きなだけ取って食べられる。山菜、天ぷら、お肉が入った煮物など、種類も豊富で美味しい。

食べ放題!

後で書くように体調を崩してしまったから朝食は食べられなかったけど、食事の質は素晴らしく大満足。

赤岳展望荘の外観。向こうに見えるのは横岳かな。

赤岳展望荘の目玉はお風呂があること。

時間帯によって男性と女性を入れ替える。この日は女性の時間帯が最初で、男性はその後。男性の時間になってからすぐに行ったからか、お湯に垢が浮いてて気持ち悪いということはなかった。

シャワーもあるので、湯船のお湯で体を温めた後に頭や顔の汚れを落とせる。これでかなりスッキリ。ありがたい!

どっさりコマクサ。展望荘のすぐ近くで。

横岳・硫黄岳を断念


今回の計画は、1日目は赤岳に立ち2日目に横岳、硫黄岳を歩くつもりだった。

けど、1日目に赤岳展望荘に着いた頃から少しずつ体調が悪化。最初は軽い頭痛から始まったけど、少しずつ痛みが増してきた。そして、夕方頃からは吐き気もしてきて、頭痛と吐き気でろくに寝られずに朝を迎えてしまった。

阿弥陀岳に登る途中のお花。

頭痛が始まった頃は、高山病の症状かもと思い、呼吸をしっかりしたり、すぐ寝たりせず山小屋の周りを歩いたりしたけど、特に状況は改善されなかった。

横岳と硫黄岳は一度歩いたことがあるので、欲張らなくてもいいな、という気持ちもあり、2日目は無理をせずにすぐに下山することにした。

でも、残念は残念^^;

歩きたかった横岳、硫黄岳。赤岳からの展望。

高山病の症状が強く出てしまったのは、おそらく水分不足。

美濃戸口をスタートしてから行者小屋に着いた時に、食事をとる計画だった。けど、あまり空腹を感じていなかったことと、なぜか食事をとることを面倒に思ってしまい、食事を取らなかった。

その後も水を飲むのを面倒がっていたわけではないけど、十分に水分の補給ができてなかったのだと思う。次からは、食事と水の計画はきちんと立てる。

赤岳から見える阿弥陀岳

参考



(おわり)


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