2022年12月18日日曜日

献血の初体験は失敗!?

自分の血液型に確信が持てないまま約50年間生きてきた。

子供の頃に、何かをきっかけに B 型と知らされた、という曖昧な記憶だけで、自分は B 型であることにしていた。そして、今の今まで自分や身近な人が大きな怪我や病気をして、輸血をする/されるようなシーンに出くわすことはなかった(幸いなことです)。

でも、自分の血液型には確信がないのは良くない。

例えば、工事現場に入る時や、ラフティングなどのちょっと危険なアクティビティに参加する時などは、いざという時のために血液型を記入しなければならないことがある。こんな時、自分の血液型に確信が持てないので、怖くて B 型とは記入できない。

もし、僕に輸血が必要な状態になったときに、本当は B 型ではなかったとすると悲しいことになるからだ。

そんなこんなで何十年も生きてきたけど、なぜかふと「献血に行けば血液型が分かるやん」というアイデアが閃いた。(アイデアという程ではない)

ということで、早速、献血に行ってきた(2022年12月17日) 。

献血Web会員サービス「ラブラッド」

献血について調べると、赤十字が日本のあちこちで献血を行っているとのこと。

ラブラッドというサービスがある。このサービスを使うと、献血の予約、献血前の問診への回答、血液の検査結果などを確認できたりする。 

献血Web会員サービス「ラブラッド」|日本赤十字社

でも、初めて献血する人はいきなりこのサービスの会員にはなれない。献血後に発行される献血者コードを入力することで、会員になれるとのこと。

献血前でも、「プレ会員」 登録することで、アプリを利用することができる。そして、アプリ上で献血の予約ができる。これは便利!

当日になると、これまたアプリ上で「問診」に回答できるようになる。これも便利!

いつ食事を食べたのか?怪我しているところはないか?クスリは飲みましたか?など、いろんな質問があるけど、どれも答えやすいものばかり。

スマホで回答しておくと、会場に到着してからがスムーズだ。

献血前の検査

場所は、京都駅からすぐ近くの「献血ルーム京都駅前」。土曜日の夕方、献血会場は賑わっていた。

スタッフさんも皆明るく丁寧な人ばかりで、とてもいい感じだ。

献血の前に、献血者を守るために、また価値ある血液を採取するために、いくつかのチェックがある。このチェックの中で、血液型の検査が行われる。

  1. 血を取れる状態にあるのか腕を確認。左右どちらの腕から採血するのかもここで決める。
  2. お医者さんの問診。事前の問診への回答に対して、更に詳しく調べてもらう。
  3. 献血できる体なのか確認。

1つ目のチェックでは、腕の状態を見てもらって、「あ、左の方が血管が浮いてて採血しやすそうね。左腕にしましょう。」 というような感じであっさりと終了。

2つ目のお医者さんによるチェックは、ちょっと時間がかかった。

僕はアレルギーのクスリを毎日飲む。献血した日に、このクスリを飲んでも僕の身が大丈夫かどうかをチェックしてくれた。事前にクスリの写真を撮っておいたので、それを見て問題の有無を調べてくれた。

更に、どこか血が出てるところはありませんか?と聞かれたので、先日のハーフマラソンで足の裏に水ぶくれができて痛い、と話すと、その部分にアルコールを含ませたガーゼを当てて、痛みを感じるかどうかを調べられた。

これは、その水ぶくれ部分から出血しているかどうかを確認するために行っているとのこと。痛くない=出血がない、と判断され、問題なしということになった。

出血している=体内に細菌が入り込んでいる可能性がある、ということで、出血がある場合には献血できなくなるようだ。(口内炎もだめっぽい) 

献血失敗 !?

最後の検査で、まさかの「献血できない」ということになった。

3つ目の検査では、少しだけ採血して血液の状態が調べられる。その結果、僕の血液は「ヘモグロビン濃度」が低いことが判明。

献血者(血液を提供する人)の健康を守るため、「献血基準」というものが存在する。

献血基準 → 日本赤十字社の説明ページ

僕の場合、このページに記載されている「献血方法別の献血基準」の「血色素量」が基準値を下回っていた。

上の画像は看護師さんが説明してくれたときに、冊子に印をつけてくれたところ。僕の数値は12.6g/dLだったらしい。(この冊子と献血基準のページで基準範囲が異なるのが気になるけd...)

ヘモグロビン濃度が低いとなぜ献血できないのかを大雑把に言うと、貧血気味の人から血を抜いたら、その人が危ないから、ということ。

このようにして、初めての献血は失敗に終わった(号泣)。しばらくレバーを食べ続けてから、再び献血に挑むことにする。(既に年末に予約済み)

でも、収穫はゼロではなく血液型ははっきりした。「B型」 でした。これで、血液型記入欄に確信を持って「B型」と書ける。

よかったよかった。(!?)

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