防寒テムレスは、完璧な防水性を備えていて寒さもちゃんと防いでくれる。だから、スキーヤー・スノーボーダーが滑走時に使うグローブの役割をきちんと果たしてくれる。
でも、もともとゲレンデで使われることを考慮して作られているものではないので、少し物足りないところもあり。
今回は1つ改良。テムレスにハトメをしてそこにゴムを通して手首に付けられるように改良した。
この写真のように、テムレスの手首のところに穴を開けそこを補強したいっていうのが今回のやりたいこと。
穴の補強には「ハトメ」というものを使用する。ハトメは金属で出来ていて、ハトメパンチというものを使って穴の枠に仕上げる。
ハトメ。ハトメパンチに6個だけついてた。 |
ハトメをつけるのに必要な道具は以下のとおり。
- ハトメ(7mm)
- ハトメパンチ(7mm)
- 穴あけポンチ(7mm)
- 木槌
- 傷が付いても良い板や作業台
木槌と板は家にあったので、それ以外のものをダイソーに買いに行った。ハトメパンチは200円。
ハトメしたところに通すゴムもダイソーで購入 |
ハトメを装着する手順は簡単。次の2つの作業で完了する。
- テムレスに穴あけポンチを使って、ハトメを通す穴を開ける。
- ハトメパンチを使って、1の穴にハトメをつける。
それでは、早速穴あけポンチを使ってテムレスに穴を開けよう。
板の上で穴あけ作業をする |
穴あけポンチを木槌で叩いて穴を開けるけど、作業台が傷ついても良いようにしておく必要がある。今回は1cmくらいの厚さの板の上で穴あけポンチを叩いたけど、かなりの傷がついてしまう。傷がつくというよりは、作業台にも穴が開く。
穴あけポンチを木槌で叩いた跡 |
テムレスの生地が柔らかいせいか、穴あけポンチを使って穴を開ける時は一発で穴を開けるつもりで木槌を叩いた方がいい。今回は様子を見ながら遠慮がちに叩いたからか、貫通までは少し回数を重ねることになった。2つ目の穴を開ける時は、思い切って叩いて一発で貫通させた。
続いて、ハトメパンチを使ってハトメを装着する。これはすごく簡単。ハトメパンチの説明書どおりにやればいい。
表はこんな感じ |
内側はこんな感じ |
これで完成。あとは手首とつなぐゴムを装着すれば完成。
次のシーズンはこれで安心! |
いい感じに完成したのは良いけど、テムレスの生地がそれほど強く無さそうなのでハトメをつけたところが実際に使うと壊れてきそうな気もする。
このことについては、2016-2017 シーズンできっちりと確認したい。
(おわり)
0 件のコメント:
コメントを投稿