まずは、テーマ別に学ぶ! 世界遺産の価値と特徴 3級・2級対策についてメモ。
- 日時:2009年9月12日(土)13:00~15:00
- 場所:【梅田】毎日コミュニケーションズ マイナビルームD(18F)
- 参加者:4人(前回に続いて、少な!)
また、今回は次の書籍を教材として使用。この本、世界遺産好きにはたまらないものかもしれん。写真と文章での説明がたくさん載っているのと、建築様式の説明などものっている。知識の整理には超役立ちそう。
Amazon 世界遺産検定公式基礎ガイド 2009年版 (世界遺産検定)
普遍的な価値
世界遺産条約には、「顕著な普遍的価値を有する文化遺産及び自然遺産を集団で保護する」と書かれている。世界遺産には普遍的な価値が必要ということ。
国や地域、人種や性別などの違いで価値がなくなってしまうようなものは、世界遺産にはならない、ということ。どの国・地域の人にも、老若男女にかかわらず、価値があると認められることが、世界遺産には求められる。
ただ単にこの建物は普遍的な価値があるか?という議論をしても仕方ないので、きちんと10個の登録基準が設けられている。
登録されるには10個の基準のうち、どれか一つを満たしている必要がある。
世界遺産に登録されたものに、「普遍的な価値」があるのか?それを判断するには、よーく勉強する必要がある。
たとえば建物なら、どのような技術が使われているのか?芸術的にどの点で優れているのか?
うん、勉強しよう。
棚田
文化的景観の一つとして紹介されていたのは、フィリピンの「コルディリェーラ山脈の棚田」。なんかこれを見てると、滋賀県にある棚田も世界遺産を目指したらええのじゃないかと思う。
滋賀県の棚田の参考→出磁樽亀羅さんのブログ
ヨーロッパの建築様式
- ロマネスク様式
- ゴシック様式
- ルネサンス様式
- バロック様式
ロマネスク様式 のものは、壁が分厚く、高さもあまりないらしい。建築技術がまだまだ高度でなかった時代のもの。
ゴシック様式 は、ロマネスク様式よりも建築技術が進歩しており、背の高いものを作れるようになった。また、壁も薄く作れるし、窓も大きくできるようになったらしい。ドイツのケルン大聖堂、フランスのシャルトル大聖堂など。
その他は、これから勉強。
ブナの原生林
日本の白神山地、ウクライナ・スロバキアのカルパティア山脈は世界遺産に指定されているけど、この共通点は「ブナの原生林」が立派に残っていること。
その昔、ブナ林は地球上を覆ってたらしいけど、気候の変動などで残っているところはごく一部になったらしい。
東巴(トンパ)文字
中国の「麗江の旧市街地」では、東巴(トンパ)文字が今も使用されている。
東巴文字は、現在も使われている唯一の象形文字だとのこと。
ギリシャ神話
講師の話によると、ヨーロッパではギリシャ神話は教養の一つらしい。ギリシャ神話が関連することわざなんかもたくさんあるらしい。
なので、ヨーロッパの文化を理解するには、ギリシャ神話は知っておくとよいとのこと。
ベリーズ・バリアリーフ
悲しい話。今年(2009年)の6月の世界遺産委員会で危機遺産リストに登録された。
マングローブの伐採や観光開発により、汚染が進んでいるとのこと。
ベリーズ・バリアリーフは世界で二番目に大きなサンゴ礁があるところ。
日本の世界遺産
世界遺産検定では、日本の14つの世界遺産から1題ずつ出題される、とのこと。
これはうれしい情報!
今回のガイダンスはこんなところかな~。
0 件のコメント:
コメントを投稿