2019年8月4,5日、五竜岳を目指して北アルプスを歩いてきた。
五竜山荘の混雑に怯えていた。ちょっとでも混雑がマシになるかなと祈りつつ、土曜の夜ではなく日曜の夜に宿泊するように少しだけずらしたけど、その結末は以下に?
1日目(2019-08-04 SUN)
07:30 八方池山荘 - 08:20 八方池 - 10:20 唐松岳頂上山荘(休憩40分) - 12:50 五竜山荘(休憩20分) - 14:10 五竜岳 - 14:50 五竜山荘
2日目(2019-08-05 MON)
05:00 五竜山荘 - 05:10 白岳 - 06:20 西遠見山 - 06:50 大遠見山(休憩10分) - 07:20 中遠見山 - 07:45 小遠見山 - 08:20 地蔵の頭 - 08:50 テレキャビン
朝日を浴びる五竜岳と五竜山荘 |
正確には、2日目に入る前の五竜山荘での過ごし方から。
五竜山荘については、登山のトップシーズンにはその混雑がとにかくヒドイということで有名。だから僕もびびって、すこしでも混雑がマシだろうと思われる日曜日に宿泊する計画を立てた。
「五竜山荘は奴隷船」と揶揄されることもある。
五竜山荘は facebook ページ(そのURL)をやっていて、毎日、五竜山荘や五竜岳の状況を知らせてくれる。その中には次のようなコメントもある。
8月2日のコメント |
8月3日のコメント |
8月4日のコメント |
五竜山荘は、「寝具一組2人から」など大混雑が予想されている日には、混み合うことを警告してくれている。それにも関わらず多くの人が五竜山荘を訪れる。それだけ魅力的なコースだと言うことだろう。
で、8月4日(日)に実際に五竜山荘に宿泊してみての感想は、空いていてのんびりゆったり過ごせて快適でした!です。
僕が割り当てられた部屋は18個の布団が用意されている部屋。最終的にこの部屋に泊まったのは8人。一つの布団で2人どころか、一人で2つの布団を専有できるくらい空いていた。
やはり翌日が平日の日に泊まるのが良さそうだ。
五竜山荘ではこの作戦が通用しないのではないかと不安に思っていた。けど過去に、種池山荘、鳳凰小屋、赤岳展望荘などで試したときも混雑を回避できたので、やはりこの作戦は有効なようだ。
ひとつの布団の幅は約50cm |
今回はひとりひとつ以上あったのでよかった^^ |
最初の一杯目は少なめ。おかわり前提。 |
五竜山荘から見えた朝日。雲海から出てくる太陽は美しい。 |
遠見尾根を歩くのは、とても長くて退屈だろうと勝手に予想していたけど、朝日を浴びる五竜岳、いつ見ても格好いい鹿島槍、控えめな感じで遠くに見える爺ヶ岳を眺めながら、さらに白馬三山や八方尾根などの絶景も見えて、すばらしい道だった。
朝日を浴びる五竜岳 |
どんなところから見ても格好いい鹿島槍 |
下山のときもきれいな姿の白馬三山 |
小遠見山を超えたところ辺りからは、まるで空の上を歩いているような気分を楽しめるところもある。
大遠見山を超えてから見える中遠見山と小遠見山 |
空を歩くような道 |
こんな道がずっと続いてほしい |
ゴンドラテレキャビンで下山後、八方第三駐車場までどうやって帰ろうかと、エスカルプラザのスタッフさんに聞いてみたところ、白馬シャトルを勧められた。白馬シャトルは白馬村を3つのルートで周遊するバスで、エスカルプラザから八方インフォメーションまで300円で行ける。
白馬シャトルすばらしい! |
最高の2日間はこれにて終了。
(おわり)
じーめさん、お疲れさまでした。
返信削除布団、えぐいですねw
50cmを2人で使うなんて無理ですwww
キャンプでテント泊は何度もしたことはありますが、
高い山では、テント泊は大変なのでしょうか?
たけさん、またまたコメントありがとうございます!
削除山小屋が混む日はテント場も混むんですよね。そして、せっかくテントや寝袋を背負ってきたのに、テント場が一杯で結局大混雑の山小屋に宿泊せざるを得ない、っていうリスクもあるんです。なので、混雑する場所に行くときには、よーく考えていかないといけないんですよね。