2019年9月14日、愛媛県の石鎚山を目指して歩いてきた。頂上の岩場は超こわい。
2019-09-14 SAT
08:35 ロープウェイ成就駅 - 08:55 石鎚神社成就社 - 10:10 夜明かし峠 - 10:50 石鎚神社頂上社(休憩20分) - 11:30 天狗岳 - 12:00 石鎚神社頂上社 - 12:30 夜明かし峠 - 13:30 石鎚神社成就社 - 13:40 ロープウェイ成就駅
YAMAPの記録
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天狗岳から戻る時に頂上社方面を見たところ |
まずはロープウェイ
石鎚山ロープウェイの駐車場に着いたのは朝の8:00ごろ。たしかロープウェイは7:40からなので少しで出遅れている。
正確には石鎚山ロープウェイの駐車場ではなく、その手前の駐車場。立ってたおじさんに招かれるままに停車して値段を聞くと700円。「くそーボックリやがって〜」と思ったけど、まあいいかとそのまま支払う。
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右の階段から行くのはなぜか怖かった |
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お土産も売ってるところ |
急いで準備してロープウェイ乗り場に向かうと、また別の駐車場がある。値段を見てみるとこちらも700円。あ、おじさんは別にぼったくってなかったのね、となぜか安心して足を進める。
8:20の便が出るところだった。往復のチケットを買う。この頃はいい天気で、成就駅に着いた時にはどこの山かわからないけど、綺麗な景色が見えていた。
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このころはいい天気だった |
ここからはずっと歩き。歩き始めたのは8:30ごろ。
山登りというより階段登り
頂上までの道のりは、よく整備されていて土の上を歩いたり、岩をよじ登ったりする箇所はかなり少なめ。階段が多く、振り返ってみると山登りというより階段登りという印象だ。
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このような木製の階段がずっと続く |
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もちろん土の上を歩くところもある |
石鎚山といえば鎖場が有名。
ということで、僕も最初の鎖場(試しの鎖)に挑戦した。立派な鎖が遥か上から垂れ下がっている。
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大きなリングで安定する |
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かなり上まで |
挑戦の結果 → 敗退。
2メートルほど登ったところで、少し濡れていて滑って怖いのと、足を引っ掛ける所が分からなくてうまく登れないことで更に怖さが増して、このまま登り続けることは無理と判断(大汗)。結局、この2メートルを降りるのも四苦八苦しながら降りて、その後の鎖は全てスルーした(苦笑)。
しかし、鎖場よりもてっぺんはもっと怖かった。
2つのピーク 弥山と天狗岳
石鎚神社頂上社に到着した時には、雲が多くて残念ながら絶景を拝むことは叶わず。
最初に到着するピークは、石鎚神社頂上社のある弥山。ここはゆったりしていて、多くの登山者は荷物をおろし、ゆったりと食事したり休憩したりしている。
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石鎚神社頂上社。ここは弥山。 |
ここから少し先に行くと石鎚山の最高峰である天狗岳がある。天狗岳方面を見てみるとガスに包まれているので、行くのはやめておこうかという気持ちと、せっかくここまで来たんだから最高峰には行っておきたい、という葛藤が5秒くらいあったけど、天狗岳に向かうことにした。
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天狗岳に行ってもいい景色見られないし... |
天狗岳に向かうルートに入る時に、いきなり鎖があってビビりながらも足を進める。少し行くと、かなり怖いルートであることが分かり始める。
岩の上を行くしか無いけど、左右ともに落ちるとどこまでも落ちていってしまうような箇所が何箇所かある。ただ、焦らずゆっくりと進めば問題ない。(でも、諦める人がいても不思議ではない怖さはある)
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行くべきルートを間違うことはない |
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もうすぐ頂上だけどこの道(岩?)を行くのが怖い |
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なんとか頂上に到着してひと安心 |
天狗岳に到着した時には、緊張が解けてリラックスできた。景色は全く良くないけど、西日本最高峰にたどり着けて少し満足。でも、また同じところを戻らなければならない。
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天狗岳から見える石鎚神社頂上社 |
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岩から滑り落ちないように慎重に行く |
曇りだったから高度感を感じることなく行けたけど、晴れた日はもっと怖く感じたかもしれないな、なんて思いながら、ゆっくりと足を進めた。
もう秋
天狗岳まで足を伸ばして良かったことは、西日本最高峰に到達できたことももちろんだけど、恐る恐る岩場を歩きながら紅葉の始まりを感じることができたこと。
岩場の中で赤や黄色になりかけた葉っぱを見かけて、怖くてこわばってた体の緊張が少しだけ解けたような気がする。
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秋とは違うけど可愛い花。 |
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まだ緑の葉もすぐに赤くなるんだろうね |
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紅葉で彩り豊かな時にも来てみたい |
石鎚山にはなかなか来るチャンスが無いけど、またチャンスがあれば、その時は鎖場をクリアしたい。
(おわり)
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