自宅がある大津を出発したのは10:00頃。
木崎湖あたりから雪が強くなり道路も白くなりだした。白馬に到着する頃、道路は真っ白。スリップしないかビビりながら、白馬五竜のエスカルプラザに到着したのは3:00頃。
この時間帯に到着すると、3時間ほど寝られるのでかなり楽だ。
事前講習を受講(スキーバッジテスト1級)
昨シーズン、1級になんとか合格したものの、今、1級の実力が本当にあるのか怪しい。そもそも検定で求められる滑りについて、何もかも忘れてしまっている。
また、今後の目標としても八方のスクールでも1級を取ることを目標にするのは、スキーを継続するモチベーションにもなるかと思い、まずは事前講習を受けることにした。
通常、受講の受付は名木山本校で行われるが、ホームページには兎平テラスに変更なると書かれている。積雪不足のため、名木山ゲレンデがオープンしてないかららしい。
無事に受付を済ませ、レッスンがスタートしたのは9:30。受講者は15名だけど、これを3つのグループに分けて行われた。
今回のインストラクターさん(女性)は、とても丁寧で、僕にとってとてもわかりやすい説明をしてくれる人で、とても良かった。
1級の種目は、昨シーズン同様、横滑り、大回り、小回り、小回り(不整地)の4種目。それぞれ、改めて滑ってみるとうまく滑れない。
講習の中で学んだことはそれぞれ以下の通り。
横滑り
「横ずらし」にならないようにしっかりと外傾、外向の形を作る。
その為には、外側の腰に重さをしっかりとのせることが重要。また、外傾・外向の形を作る際、なめらかなターンの動きの中で作らなければならない。極端な動きで形を作るのは良くない。
あと、ブレーキをかけるような動きは入れてはいけない。
大回り
検定員は山回りよりも谷回りをよく見ているので、谷回りを丁寧にすべることが大切。
この時、攻めるような動きをするよりは、そつなく無難な動きの方が失敗が少ない。攻めると谷回りがいい加減になることが多い。スピードを出す滑りの場合、外向が強く出ないようにする。スピードを出す滑りでは正対姿勢が基本。
ターン切替時に、体が真上に伸びるような動きではなく、谷の方に体を持っていかなければならない。この時、抜重し過ぎないように注意し、ビンディングにしっかりと重さを伝え続ける。
小回り
リズムよく滑らなければならないが、慌てずに丁寧に滑ることが重要。慌ててしまうと、ブレーキの連続の動きになってしまい、ターンを描けなくなりがち。
後傾にならないよう、常に体を谷側に落とし続ける。
小回り(不整地)
整地の小回りと同じく、体を落とし続けることが重要。体が落ちていく中で、うまくずらしを使う。体を落とさずに足を踏ん張ると、スピードが出てしまったり、体制を崩したりして、コントロールできなくなる。
体を小さくする = 股関節を曲げる、膝を曲げる、ことが基本。
この日の講習は、黒菱ゲレンデで行われた。午後の検定も黒菱で行われるとのこと。
1級と2級の違いはSかCか
事前講習の中でインストラクターさんが言っていたことで一番印象に残っているのは、「2級のターンはCで1級のターンはS」ということ。
2級のレベルだと、ひとつのターンの完成度を重要視するが、1級はターンとターンの連続性も重視するということ。特に大回りでは、次のターンに移る際の体の動きをしっかりと見られるとのこと。
検定において意識するには、とても重要なことのように感じた。
コブ修行
僕はすぐに検定は受けず、午後からはコブマニアな人たちと合流して、コブの練習を行った。
午前中の講習で教わった「体を落とす」ことがとても良かったことに気づく。
コブ斜面をコントロールして滑るために、足の筋肉を使ってコブをしっかりと削りながら滑ることばかり意識するのは、体が落ちるのが怖いから。でも、そこを思い切って体が落ちる意識を持って滑ると、後傾になる可能性も減るし、何より自然なコントロールがやりやすいことに気づくことができた。
といっても、まだまだ滑れるわけじゃないけど、僕の中で1つ進めたような気がする。
参考
(おわり)
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